2013年の映画ベスト3

今年は10本くらいしか映画を観ていないのでベスト10位まで挙げるのは少々辛いので今年は3本だけ選ぶことにします。

 

1位 レ・ミゼラブル
歌が上手い下手に関わらず、元々ストーリーが良いのでそれだけで感動してしまうのがレ・ミゼラブルなのですが、更に「歌」という表現手段が深い感動を呼び覚ませるように感じました。歌は場合によっては科白よりも深く人の心に届くと思います。ミュージカルの素晴らしさを再確認出来た作品。

 

2位 大脱出
スタローンとシュワルツネッガーも今や60歳を過ぎて受来のアクション映画では少々キツくなってきたが、この映画はそのハンディを補うようにシナリオがしっかりしている。スタローンやシュワルツネッガーの凄いところは「漢の美学」を押さえているところだ。過去作でもマッチョだが少しリベラル寄りの匙加減が上手かった。スタローンの作品には政治的なメッセージが込められているものが多かったがその政治的バランス感覚が私は好きだった。

 

3位 キック・アス/ジャスティス・フォーエバー
前作を劇場で観た時は「これはすごい!」と唸ったものだが、続編もなかなか良かった。キック・アスのストーリーは元々アメリカ人のDNAに刷り込まれている自衛するための権利に深くコミットしているので、アメリカ人なら共感する人も多いと思う。完成披露試写会で、方南町で活動している『ベビーカーおろすんジャー』というご当地ヒーローも出席していたのだが、ライムグリーンのスーツが格好良かった。


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